2016年10月16日日曜日

12月はマックス受け入れます

ようやく肌寒くなって色んなファッションが楽しめる季節になってきましたね



「傘」って漢字あるじゃないですか

あれって「人」が4人も入っているけど普通に濡れるやろ、、、と頭洗いながら考えていました 漢字って不思議ですね


完全に余談も余談なところから入りましたが、美容院の場合お客様の来店周期によっては今時期に来ていただいている方は次にお会いする頃が「良いお年を」なんて挨拶をしている可能性が高いです

美容院周期で考えるとより一層一年が早いですね



まだ決めていませんが12月は例年のごとく休業の日数を減らして営業する予定です

そして12月のご予約も承っております

特に土日にしか来られない方、朝一の時間にしか来られない方などは今のうちに計画しておく事をお勧め致します




年内にキレイにしておきたいという方を一人でも多く受け入れるために、わたくしも体調を万全にして12月に挑むつもりです

体調で思い出しましたが、今のどをやられている人がお客様や街中の人を見てて多く感じます

こないだも飲食店で手で押さえる事もせず咳き込んでいるおじさんをみて首を絞めてやろうかと思いました

みなさんも気をつけてくださいね



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2016年9月12日月曜日

世界を知る男が来名する

ギリギリになってしまいましたがちょっとした告知です



桑原淳 -旅人美容師の1000人ヘア世界一周の旅


僕がSNSで繋がっている、現在は東京のハードコアのメッカである高円寺で「Up to You」という美容室を一人でやっていらっしゃる桑原さん

ヘアカットをしながら世界を旅をする、僕が若かりし頃に思い描いたことをやってのけてしまったバイタリティ溢れる美容師さんです

歳は10くらい下なのですが、とても尊敬しています

こんな本まで出しちゃっています↓

世界を知るために旅に出たら-日本を知る旅だった-桑原-淳



その桑原さんが全国のフリーランス美容師のために立ち上げた新しいコミュニティシステムにウチも参加させていただいています

サロカリ。



簡単に説明しますと、フリーランスでやっている美容師さんが登録のサロンであれば全国どこでもカットができるシステムです

すごく面白い試みで新しい未来を感じる仕組みであると思ったのでウチも参加させていただいています


そして今週末の18日、19日に桑原さんが名古屋でサロンワークを行います

ちなみにウチのお店でです

男性美容師の仕事を間近で見るのは何年ぶりでしょうか

非常に楽しみです

今後もサロカリコミュニティーを通じてウチのお店で仕事をするフリーランスの美容師さんが現れると思います

単発なので一日中いる訳ではないですが、また新たな空気感も生まれるのではないかと期待しています

そのタイミングでご来店される既存のお客様にご迷惑をおかけするような事はないのでご安心ください

そしてサロカリメンバーのお客様が当店に来られる事も歓迎しております




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2016年7月28日木曜日

夢のある仕事のの現実

今月の頭にこんな記事で美容師SNS業界(?)がざわめいておりました


http://junkuwabara.com/?p=7005

http://junkuwabara.com/?p=7023



これは知り合いの美容師さんのブログ記事です。

ここに書かれている「美容師の収入」という部分に関しては、確かにどこもこんなもんではないかなぁ、という事実です。

ネットでは色んな美容師さんの賛否両論の意見が飛び交い、少し荒れていた模様。

僕も中間くらいの立ち位置って感じなんですよねぇ。

共感できる部分と、うーん、という部分が半々みたいな。




・お店の経営には思ったよりもお金がかかる

上記の記事はスタイリストのみのお店、もしくは業務委託のスタイリストで構成されているお店が想定されていると思います。

お店を経営していくにあたって、家賃、借入金の返済、固定資産税、光熱費、、、これらに加えてアシスタントの人件費、お店によってはレセプショニストの人件費も入ってきます。

アシスタントは通常自分の売上はあげることができないので、スタイリストになるまではお店側は投資という形になります。

ここ何年かで新卒一年目の給与の平均もあがってきてますからね。

そして近年で一番割合が増え、サロン経営者の頭を悩ませているのが広告宣伝費。

オフィシャルサイト、ポータルサイト等で月にかなりのお金をかけているサロンも少なくないと思います。

給料の割合はお店により様々だと思いますが、売上をそれなりにあげてもらわなければ、出したくても出せない所も多いと思います。

もちろんムダにオーナーさんの取り分が多いお店もあると思いますが。





・フリーランスという選択


上記の二つ目の記事で書かれていますが、ここ何年かで増殖している形の働き方としてフリーランス、もしくは業務委託という形態があります。

これはお店が給料として支払うのではなく、売上に対して業務委託料として支払うものです。

なのでフリーランス、業務委託の美容師さんは確定申告等を自分で行う必要があります。

僕は一人でお店をやっているので、ある意味経費がめちゃくちゃかかっているフリーランスみたいなもんです。

これからはこの形態を選ぶ美容師さんはもっと増えると予想しています。

独立してお店を持つってのもリスクがあるし、そもそももう乱立し過ぎですからね。

このフリーランスや業務委託に関しても僕の中では否定も肯定もしない、って感じです。

良いと思う部分に関しては、働き方の選択肢に幅がでるということ。

特に出産して復帰しようとする女性美容師なんかにはすごく魅力的ではないかと思います。

今までだとパート形式とかでしたからね。

悪い部分に関しては、業務委託やフリーランスの方で意識が高い美容師さんが少ない事。

一人で仕事をする状況になって、ある程度お客様がついていれば、自身の仕事の質を向上させていこうというモチベーションを持ち続けられる人の方が遥かに少ないです。

自分自身しか基準がないですからその意識を持つ事って難しいんですよ。

その上この形態を選ぶ多くの人が「プライベートの時間」を重視する人が多いんです。

若いうちからフリーランスになってしまうと、仕事のレベルが停滞しやすいと思います。

実際10年くらいキャリアあるのにスタイリストデビューして2~3年クラスの子と変わらないレベルだな、って人も見ました。

そういう人と同列に見られてしまうのを嫌がる美容師さんも多くいると思うので、業務委託の美容師さんとある意味住み分けられているのが現状でないでしょうか。





・どうすればこの業界が労働に見合った対価を得られるんだろう

この問題を考えたときに「時間」と「価格」がキーになってくるのではないかと思います。

まず時間に関しては、みなさんもご存知のように拘束時間が長いということ。

営業時間のみならず、お店によってはミーティング、練習会、個人練習、後輩の育成、休日の講習、撮影、、、

僕は正直これらの事が気になりません。

だって自分の時間を投資して自身のスキルアップや後輩の育成をしなかったら、ヘタクソのままでお客様がつかなくて売上あがらなくて給料なんて増えないですよねー、って感覚です。

で、ここに連動してくるのが「価格」という問題になります。

たとえば僕はカット料金が高い方だと¥8,640頂いています。

これは業界平均でも地域平均でもやや高めの設定料金だと思います。

もちろんもっと高い料金設定をされている方も見えます。

その辺がいいのか悪いのかは今回は置いておき、僕はその料金に見合った仕事をするために自分の時間やお金を使ってスキルアップを常に図る事は当然であり、そこに時間を費やす事は当たり前の事だと考えています。

それに加え、お店の運営に関わるシステムやオフィシャルページ等のお客様が使いやすいものであったりサービスである部分を、普通の規模のサロンと遜色ないくらいウチは構築しております。

一方「千円カット」と呼ばれているようなサロンが存在するのはご周知の通りですが、あそこはすべてのムダを排除しています。

単価の低さ故、数をこなさなければならないので相当体力的にはしんどい筈ですが、実はこの手のサロンは利益率がかなり高く、有名サロンよりも給料が良かったりします。

来店されるお客様もある意味割り切って利用をされるので、高いレベルの事が求められる事は少ないでしょうしね。

一番大変なのは、いわゆる「中間の価格帯」のサロンが一番きついのではないかと思います。

おそらく全国的に一番ボリュームソーンとなるカット料金が¥2,500〜¥4,500くらいのところです。(カット&カラーで¥10,000いかないくらいの設定)

そういったサロンに通うお客様はその価格であるにも関わらず、高いレベルの要望を求める方も少なくないでしょう。

そうなればここで勤務する美容師さんたちは、個人差がありますが、夜遅くまで働き、休日も講習等に通うような勤勉さも必要になってきます。

それでいて客数をこなさないと数字をあげれない、、、

誤解を恐れずに言えば、僕は値段相応の価値を提供すればいいと思うし、お客様も値段相応の期待をしてもらいたいと思います。

飲食店なんかもそうですよね?

それなりのレベルを求めるのであれば価格がすこし高めのお店に足を向けるだろうし、安い所を選んだのであれば、こんなもんか、となる筈です。

そうなれば自分の時間を確保したい人は価格設定が安価なお店を選べばいいと思うし、高給を目指すのであれば自分の時間を削ってでも努力して、ハードルの高いお店で働けばいいと思うんです。

ヘタクソなくせに努力もしない人は単価下げるべきですよ。

コレは美容業界だけでなく、サービス業全般に言えますよね。

「サービス業」というくくりだけで高い質を求めるカスタマー側にも責任があると思っています。






・美容師は「夢のある仕事」なのかどうか


僕自身雇われの時代を振り返ってみると、給料が割にあっていたかどうかで言えばあっていないと思いましたが、特別に不満を出していた事はなかったと思います。

それはやっぱりその組織に属していて学べる事が多かったし、経験させていただく事も多かったと感じているからです。

もっと言えばその組織で「夢を見る事ができる」もしくは「自分お夢を叶える事ができる」環境なのであれば、給料に対する不満なんて出ないんじゃないかなぁと思います。

「夢を見る」という中には、それが収入のことと捉えている人もいるでしょう。

おそらく今はそういった事ができているサロンが少ないのではないかと。

そうなればあとは損得しか考えれなくなると思うし、将来的な事を考えればより多くの収入が得れるかもしれない独立やフリーランスの道を選ぶのは必然でしょう。

ある程度のキャリアの男性美容師のいないお店は、そういった夢をみせることのできない、なおかつ働きに給料の見合ってないお店だと思います。

と、まぁ散々言いたい放題言いましたが、大前提は売上をあげる=自分のファンであるお客様を増やす事です。

それができてない人に高い給料を払う事はできませんからね。



僕自身この仕事をやっている事にとても誇りを持っているし、やってきて良かったと感じていますが、「美容師になりたい」という人に自信をもって勧める事のできる職業か、と問われると「やめといたほうがいいよ」とうっかり言いかねないところがあります。

それって多分ほとんどの美容師さんがそうなんじゃないかな。

なんだか不思議な話です。




時代は新しい方向へ既に向かっています。

雇用側もそれを理解しないと若いスタッフは根付きません。

僕も冒頭の記事を書いた桑原さんの動きを応援しています。

願わくは様々な角度で「夢のある業界」となるよう、自分もその歯車の一端として業界の未来のために考え続けていきたいと思います。





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2016年7月21日木曜日

2016年上半期を終えて

すみません、また間が空いてしまいました

タイトルも仮で作っていたのですが、とっくに半月以上過ぎてしまいましたね



当店も今月で丸9周年を迎える事ができました

日にちは定かではありません

僕も気付かず過ぎてしまいました

あまり記念日とかにこだわりがないんですよねぇ、、、

なにはともあれ皆様に感謝です

ありがとうございます



9年も経っていたらもっと色々発展していそうなもんですが、相変わらず一人で仕事をしていますし、外見はなんら変化もなくて自分でも大丈夫か!?と思ってしまいます

ちょこちょこと進化はしてるつもりなんですけどね



で、お知らせというほどではないんですが、今まで大体週休一日、月に4日のお休みで仕事をしてきましたが、7月より月5日お休みを頂く方向にさせていただきます

理由としてまずここ2年ほどで休日に仕事が入る割合が少し増えました

その分お店の雑務等がおろそかになってしまっている部分があります

それに加えて自分の勉強に集中する時間が欲しんです

ウチは夜も遅いと22時30分とかに終了して、片付けして家で家事をして、、、

なかなか時間を捻出するのが難しくなっています



とりあえず下半期は12月以外この休みのペースにして(夏休みは別)様子をみてみます

年明けにまた休みを戻すかもしれないし、そのままかもしれないし、増やすかもしれないし、、、

なるたけお客様の迷惑にならないようしていきますのでよろしくお願いします



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2016年7月2日土曜日

ヘアケアのためのドライヤーの選択肢 その4

すみません、大分空いてしまいましたが前回の続き→http://dwarf-hair-desgin.blogspot.jp/2016/06/3.html



今回は実際に普通のドライヤーとヘアビューザーがどのくらい仕上がりが違うのかを見ていただきましょう








ここでお客様の頭をお借りして半分は通常のドライヤー、半分はヘアビューザー2D plus で乾かしてみましょう。

条件はハンドブローのみ。







まずはヘアサロンで一番使用率高いのでは?と思われるソリスのドライヤー。

ウチにあるのはMAX1500wのハイパワー仕様。

クソうるさいけど速乾性は抜群です。


左半分を乾かしてみました。









ちょっと画像暗くてごめんなさい。

でも特段おかしい感じではなく、普通にキレイに収まっていると思います。







お次ぎは先ほどの業務用ソリスの倍近いお値段のヘアビューザー2D plusで右側をドライしてみました。







おぉ、、、、

光のあたり方の所為もありますが、なんかツヤってます。


毛先の質感の細部にスポット当ててみましょう








こちらはソリスで乾かした左サイド。

すこーし毛先のパサつきやまとまりが気になるところですねぇ。








こちらは2D plus。

まとまりが全然違う!

これ、ほんとにヤラセとかではないです。

このお客様が証人です。

手触りも2D plusはいい感じのしっとり感。

ここまで圧倒的な仕上がりとは、、、

写真で見るよりもかなり違いが出ています。




2と2d plusは?

ちなみに通常のヘアビューザー2と2D plusの検証も載せたかったのですが、写真だとどうしても違いがわかりづらかったんですよ、、、

でも買った当初、自分の髪の毛を半分半分で二週間ほど使用した感想としましては、2d plusの方がさらに毛先までまとまる感じでした。

ぶっちゃけて言うとそんな使い方をして初めて違いがわかるというレベルなので、その差に1万円だせるかどうかはその人の価値観ではないかなぁと思いました。




ヘアビューザーをお勧めしたい人

・多少手間やコストがかかってでもツヤのある質感高い髪の毛を手に入れたい。

・自分の髪の毛を触るのが嬉しくなるような感じにしたい。

・ロングにしていきたいので傷めたくない。


ヘアビューザーが向いてない人

・とにかく少しでも短時間でドライを終わらせたい。

・短いので傷みが気にならない。

・省スペース、低コストに抑えたい。



ヘアビューザーをご検討いただいているお客様には、ぼくがみっちりと最高の結果が生める使い方を伝授させていただきますが、実はこのドライヤー、普通に乾かしただけでは満足のいく結果が出ません。

慣れればそこまで手間に感じないと思いますが、少しばかりのコツと手間がいるので、それが面倒に感じる人にはオススメいたしません。





これだけの値段がするので、自分で使って試してみたいなぁ、というお客様、朗報です。

当店では無料貸し出しをしています。

僕がいっぱい買ってドライヤーあまってるんで。

貸し出し期間は通常1週間くらいでお願いしたいのですが、遠方でなかなか名古屋に来られない方はご相談ください。

借りたからといって買わなきゃいけない訳ではありません。

やっぱりいいや、でも構いません。

ただ、ただ、、、もしレンタルして欲しくなって購入決意されるのであれば、ネットとかでも買えるんですがウチで買っていただけたらなぁ、と。

ちなみに2D plusのレンタルは一ヶ月待ちくらいになっています、、、





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2016年6月15日水曜日

ヘアケアのためのドライヤーの選択肢 その3

さて、箸休めの記事を挟んで続き再開です。

その1
その2



今回は僕が検証に使用した機種の感想、比較をしていこうと思います。







パナソニック ヘアドライヤー ナノケア


実物手元にないのでAmazonさんのリンクですみません。(アフィとかではないです)

電気屋とかで手に入るものでは一番高価なやつかな?(現在はダイソンのやつですかね)

ちなみに1万円以下のマイナスイオンドライヤーはほとんど効果を感じなかったです。

主な特長としては「ナノイー」と「ダブルミネラル(これもマイナスイオンらしい)」というところですね。

前回の記事でも書きましたが、外部からそれらを付着させるというシステムです。

あと室温に反応して風の温度を自動的に調節する

これ、いいですよね。

夏場はまだコレを使ってないので何とも言えませんが、暑い時のドライヤーほど億劫なもんはないですよね。

特にロングヘアは乾かすだけで一汗出てきます。

重量は585gと軽いやつを使っている人にとっては少し重めかな?くらいでそこまでは気になりません。

あとは後述するヘアビューザーと違い折り畳みができるのは、場所の確保にも困らないし、旅先にも持っていける大きなアドバンテージではないかと思います。

風量も必要十分、音はまぁ普通並みにうるさいです。

肝心の仕上がり感は、つるっとさらっとする感じでいいですよ、これ。

マイナスイオン系もこのクラスであれば通常のドライヤーとの違いを感じる事ができ、クラスアップ乗り換えを検討している人には十分選択肢になり得ると思います。

あとこれの上位機種もあります。

プレミアム版

追加機能があるだけで効能には差がないようです。

追加機能に魅力を感じる人はいいと思いますが、たっけぇです。

諭吉3人飛びます。

ちなみにパナ系のドライヤーはウチでは取り扱いないので、欲しい人はネットショップや電気屋さんでお買い求めください。











リュミエリーナ ヘアビューザーエクセレミアム2
リュミエリーナ ヘアビューザーエクセレミアム2D plus



まずはヘアビューザーエクセレミアム2(以下2)

まず箱からオーラ出てます。



なにこれ?PS5とか?





なんかあれですね、モビルスーツ連想します。

高級感ありますね、高いもの買ったっていう所有欲をばっちり満たしてくれます。

エクセレミアム2D plus(以下2D plus)に比べると全体にマットな仕上げでかっこいいんですが、このフィニッシュはすぐ汚れそうな感じです。

白いからよけい気になります。

重量は615gとナノケアとさほど違いはわかりません。

温度はナノケアよりは少し高め、個人的に非常に気になるのは風量がやや少ない、、、

一般的な1200wのドライヤーより少し弱い気がします。

ショート〜ミディアムの方は気にならないでしょうが、毛量の多い方や乾きにくい毛質のロングヘアの方にはしんどいかもしれません。

あと電源コードの付け根が弱そうなんですよね。

一般家庭で使うには問題なさそうだけどサロンユースでは不安になる作りです。

いきなりこき下ろしてしまいましたが、仕上がりのほどは、、、

つ、艶出ますよ、なんか

コレに関してはまた検証写真を使いながら次の記事で詳しくご紹介しますね。





そして最後に2D plus


本体、コードの色味が変わって少し重厚感というか高級感というか増してます。

そりゃ2と差額が1万円もあるんですから増してないと困りますよ。

塗装の仕上げもパールっぽいシルバーで汚れはつきにくそうです。

あと2で気になっていた電源コードの作りが補強されています。

一応2D plusはプロユースを想定しているので、コードの長さも2.6mと長めの設定です。

ご家庭ではちょっと長過ぎかもしれませんね。

風量も2よりも多くなっています。

しかし温度は110℃(2は120℃〜140℃)と2よりも下がっています。

冬場はあまり感じなかったですが、最近暑くなってきたのでその違いを感じれるようになりました。

重量は704gと女性では少し重いかなぁ。

仕上がり感は2同様、艶が出てしっとりします。

じゃあ2と同じなの?という声が聞こえてきそうですが、実はちょっと仕組みが2より進化していて、これの比較も次の記事でやります。







以上が僕の感想ですが、総評として各部分の優劣を並べてみましょう(個人的主観)


・軽さ
ナノケア > 2 > 2D plus

まぁこれはスペックまんまです。

しかしロングヘアで長時間使用したり、腕力の乏しい方は軽さは大事なファクターでしょう。

ドライヤーをかけてる姿勢って案外腕がだるくなりますからね。


・デザイン
2D plus > ナノケア > 2

これは完全に好みです。

僕は個人的にあんまり白物家電って好きではないので、必然的にこうなりました。(買ったナノケアもホワイトです)

ナノケアのプレミアム版が一番好きかもしれません。

塗装の仕上げもマットな感じの方が好きなんですが、なんか2の仕上げは値段の割に安っぽいというか、、、



・速乾性
2D plus ≈ ナノケア > 2

2D plusとナノケアはあんまり変わらないです。

きもち2D plusが早いかな?

2は風量がry


・使い勝手
ナノケア > 2D plus ≈ 2

あれ?散々ヘアビューザー推しといてナノケアなの???

これも理由があるんですけど、実はヘアビューザーってただただ乾かすだけでは一番ベストな結果が得れないんですよ。

先延ばしで申し訳ないですが、ここらへんは次の記事で紹介します。

とはいえ慣れればそこまで面倒な作業と言った訳ではないので、ナノケアとの差はそこまで大きくないと思ってもらって大丈夫です。


・耐久性
2D plus > ナノケア > 2

まぁ2D plusはプロユースなので当然の結果ですね。

2は説明でも書いたんですが、一番ネックになるのが電源コードの付け根。

ドライヤーの壊れる理由って埃か断線なんですよ。

ヘアサロンで圧倒的に多いのは断線です。

あと2はボディも脆そうなんですよね。

下手な落とし方したらひび割れ待ったなしって感じ。

結構いい値段するんだからもっとその辺を考えてほしかったな、、、


・収納性(携帯性)
ナノケア > 2 > 2D plus

これも一目瞭然ですね。

マンションなんかは折りたたみのタイプでないと、収納場所を確保することが難しいかもしれません。

かくいう僕も寝室に置いてあります。

寝室にも鏡あるからいいんですけど。

あとは旅行先なんかで写真とったりするのに、その時の髪をいい感じにしておきたい、なんて人も多いですよね。

そこでもナノケアみたいなタイプは荷物にもなりにくいです。(持ち運びだけを想定してつくられているトラベル用のドライヤーに比べれば大きいです)

ちなみにナノケアはこの機種ではないのですが海外対応のものも出ております。

ヘアビューザーは海外対応しておらず、、、


・仕上がり
2D plus > 2 > ナノケア

すんません、これも完全に好みですが、僕はヘアビューザーの仕上がりが好きですねぇ。

なんですかね、髪がオーバードライにならない水分がいい感じに残っている「よい髪」感。

そして使い続ける事で手触りが良くなっていく感じ。

でもナノケアも全然悪くないですよ。




ちょっと書いてる途中で気付いたんですが、ナノケアの評価を意外に高くしてますね

ヘアビューザーの紹介のつもりなんですが、、、、

でも本当にナノケアもいいドライヤーだと思いますよ。

目立った欠点もあまりないし。

そう考えると遠赤外線系ってまだ歴史が浅いから選択肢も少ないし、コストパフォーマンスも含めてこれがベスト!ってドライヤーが決めにくい状況なのかもしれません。

遠赤外線系が欲しいけどもう少し様子を見てみたい、という方はそれもアリだと思います。

もう少し手頃でいろんな要素を満たしたものが出るかもしれないですからね。



なんか方向性が怪しくなった記事ですが、ドライヤーやコテってサロンとかでご紹介ができる商品としては珍しく消耗品ではないんですよね。

ちょっと高いですが、大事に使えば5年くらいは使えるし、10年使ってるなんて人も珍しくないと思います(さすがに10年だとドライヤーとして使えてもイオン装置やセラミックが機能しているかは怪しいですが)

これからはドライヤー=髪を乾かすもの、ではなくドライヤー=美容機器という時代に向かっている事を感じています。

ヘアケアをよりステージアップさせたい人、ドライヤーの買い替えを検討している人には上記の商品などをお勧めしたいと思います。





番外編

先月くらいでしょうか?

羽根のない扇風機でおなじみのダイソンからドライヤーが発売されました。




ダイソン スーパーソニック


実は実機にはまだ触れていないのですが、話題にもなっているので検討している方に向けて集めた情報を。

重量は618gで少し重めといったところでしょうか。

とにかく風量がすごい!

ついでに音もでかい!

というのが一番目につく感想ですね。

あと特長としては風量すごいけど温度低い(MAXでも80℃弱)

ナノイーやバイオプログラミングといった付加価値はなく、温度が低い事で髪に負担をかけないという考え方のようです。

あまりにも風量がすごいと、ロングとかでまとまりのある乾かし方ができるのか疑問ですが、とにかく一秒でも早く乾け!って人と、こういった他にはないデザインをお好みの方にはオススメできると思います。

お値段もモンスター級¥48,600!!!!

ふっざけんな!ってプライスです。

髪の仕上がりの質感向上を重視するのであれば確実にヘアビューザーやナノケアのようなドライヤーがオススメです。


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2016年6月14日火曜日

気にする必要はないですよ、って話

そろそろ梅雨っぽい空気になってきましたね。
我が家も扇風機を導入すべきか検討しています。
毎年検討だけして結局買わないんですけどね。


さてドライヤーの話をちょっと休憩して、最近気になった事を記載します。





メニューは予算、都合、好みで選んでいただいてもいいんですよ、って話


先月からスタートした新しいカットメニュー、多くの方にご体験いただいております。

予約の際に明記がなければ、施術の前にどちらをお選びいただくかを尋ねさせていただいております。

その際に申し訳なさそうに通常のカットをお選びいただく方もいらっしゃるのですが、、、

全然気にしないでください

これは他のメニューにも言える事なんですが、こちらは「ベストの結果」にもっていくための提案をさせていただいております。

そのベストの選択をしていただくことはありがたい事であり嬉しい事です。

しかし、そうでない方を選んでいただいたところで僕のテンションは変わりません。

どんなメニューであろうと自分がお勧めしたいものしか載せていませんし、その中でできることを精一杯させていただくのを信条としています。

他の美容室とかで「トリートメントとか店販のシャンプーとかをやたら勧められた」という話をちょこちょこ耳にしますが、自分に必要がないと感じれば断ればいいと思います。

それで気まずい空気になったり、向こうの態度が変わるのは美容師側の未熟さです。

プラスのメニューをしなければいい結果にならないのであれば、最初から組み込んだメニュー構成にすればいいだけ。

ウチのカットの事で言えば、僕は通常のカットでも値段相応以上の仕事ができると自負しております。

僕は施術にせよ商品にせよプロとしてベストの提案はさせていただきますが、それを売りつけようとしている訳ではありません。

なによりウチのお店に来ていただいている事自体が、自分の存在意義につながっていると感じて感謝してるんですよ、ほんと。

なので聞き流して(?)遠慮なくお客様が選択いただければな、と思っています。

予算的な事も恥ずかしがらず気軽に相談してほしいです。

その辺の要望に応えるのもプロの仕事なんですから。(値引きするとかではなく、予算内で一番ベストな結果を考える事です)






クレカも気にしないで使いましょう、って話





表記がしてないので、未だにご存じないお客様もいらっしゃるのですが(これはこちらのインフォメーション不足です、スミマセン)ウチはクレジットカード使えます。

普通に流通しているクレカなら大概はご利用いただけます。

あ、中華系のカードは使えません。

あと一部の回数の分割払いにも対応しておりません。



たまにクレカでの支払いも申し訳なさそうにカードを提示されるお客様がいらっしゃいます。

主に客商売、自営業、その他クレカの仕組みを知ってらっしゃる人ですね。

クレカによるお店の負担を考慮してくださっているのかと思います。

そのお心遣いには感謝ですが、、、、

これもまた、全然気にしないでください

だって使われて嫌ならそんなシステム導入するなよ、って話じゃないですか?

先ほどのカットの話も同様で、選ばれるのが嫌なら新しい方に統一してます。

僕もプライベートでそれなりにクレカを利用してますよ。

自分では使ってるのに自分の店ではダメとか嫌とか、そんな思考ありえないですよ。

なのでウチにあるメニュー、商品、システムは気兼ねなくご利用いただければな、と思っています。

クレカに関しては無理のないようご利用は計画的に、、、、







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